相続しかやらない税理士 松井敬二です。
お盆休みで故郷に帰省されているみなさん。久しぶりに寛いでいま すか。
今回は、相続対策を考える上で、巷の情報に惑わされないためのキ ーポイントを紹介します。
まず、最も大切なポイントは、相続財産、つまり、親の財産は一体 どこにどれだけあるのかをしっかり把握しておくことです。
といいましても、 財産を受継ぐ方々が把握することなどは難しいでしょう。第一、両 親も教えてはくれませんよね。
では、どうすればよいのでしょう。
両親に「何かあったら何かと困るから、今のうちに整理しておいて 欲しい」などと直接言えるなら何も問題ないのですが、 中々そうはいきませんよね。
そこで、こんな方法はいかがでしょうか。
例えば、「セミナーに参加して貰った」とか何とか理由をつけて、 エンディングノートをプレゼントして活用して貰うというのはどう でしょうか。
あるいは、最近地震など予期せぬ事態が多く、両親の二人暮らし、 あるいは一人暮らしだと何かと不用心だからといった理由で
金庫をプレゼントして大切なものはそこに保管するように言ってみ てはどうでしょうか。
まあ、この金庫に関しては、 銀行などの貸金庫の利用が一番いいのですが、 それを言い出すのも難しいでしょうから。
ただ、本当のところ、 親御さん自身が自分の財産を把握しておくことが本来何より大切な ことなのですがね。
正直、財産の把握が正しくできていないことにより、実は、 こんな事態を招いた方がおられます。
日常の生活エリアから遠く離れた金融機関に預金をしていたことを 亡くなった本人以外誰も知らなかったのです。
その結果、その預金の存在を知ることになったのは、本人が亡くな ってから相当期間が経過した後だったのです。
預金の存在が分かったことは良いとしても、当時の相続人で既に無 くなっている方がいたりして、その預金の分割で大変な事態を招く ことになったのです。
一方、亡くなった人に借金があることを誰も知らなかったことら、 相続放棄の3カ月をゆうに経過し、遺産分割も終了したある日、債 権者からの突然の返済請求があったのです。
以上のように何か手掛かりになるようなものが残っていればこんな 事態は避けれたのではないでしょうか。
自分達は大丈夫と思っている元気なうちにぜひ考えて頂ければと思 います。
もし、適当な方法が分からない場合には、 相続問題を熟知した税理士にご相談頂ければと思います。
近日中に45分にわたる相続に関する動画をお届け出来る予定です。
ご期待下さい。
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